先日リライトした、「攻撃と見切りどっちが強い?(超会心含む)サンブレイク版」の続きです。
もちろんスキル構成によりますが、まずは弱点特効Lv3を最優先で付け、余ったスロに攻撃や見切り、超会心等を入れていくパターンってかなり多くないですか!?
そこで今回は、より実戦に近い形での検証をするべく、弱点特効Lv3を発動させた状態からの攻撃と見切りのダメージ上昇率を、超会心Lv別に比較検証してみましたよ!
「は?弱点特効ありだと何が違うんじゃ??」とお思いの方もおられるかと思いますが、意外と面白い結果になりましたので、ぜひ最後までお読みくださいませ~
※まだの方は、こちら↓ を先に読まれると理解しやすいと思います。
「弱点特効」の効果説明

まずは、ご存知かとも思いますが、弱点特効スキルの簡単な説明から。
弱点特効は、その名の通りモンスターの弱点部位(肉質45以上)に攻撃がヒットした場合にのみ効果が発動し、
弱点特効 Lv | 会心率 上昇量 | ダメージ 期待値上昇率 | 上がり幅 |
1 | 15% | 3.75% | 3.75 |
2 | 30% | 7.50% | 3.75 |
3 | 50% | 12.50% | 5 |
上記の様に、2スロ×3でMAX発動するにも関わらずかなり高めのダメージ期待値上昇率を持つ、最強格のスキルです。
ただ、弱点部位にヒットしないと当然ながら会心率+0%ですので、ハンターの腕前及びモンスターの肉質に大きく左右される、意外とテクニカルなスキルでもあります。
Lv2からLv3への上がり幅が他より大きいので、できればLv3まで上げちゃうのがお得です。
「超会心」の効果説明

ついでに超会心の説明も。超会心は、
超会心 Lv | 会心時 ダメージ上昇 |
0 | 25% |
1 | 30% |
2 | 35% |
3 | 40% |
といった感じに、会心発生時のダメージ上昇量を上げる強スキルです。
注意点としては、会心率が低い状態では、お世辞にも期待値上昇率が高いとは言えない事ですかね。
その辺りについて詳しくは、
をぜひお読みください!
弱点特効ありでは攻撃と見切りどっちが強い?
それではいよいよ、弱点特効Lv3を付けた状態で、超会心Lv別に、「攻撃」と「見切り」のダメージ上昇率を比較していきたいと思います。
計算には前回と同じく、レア10最終強化武器として平均的な攻撃力を持つ太刀「カムラノ傑刀(攻撃力320・会心率0%)」を採用し、「爪護符で攻撃力+15 & ヒトダマドリ等で攻撃力+10」のよくありそうな状況を想定。
まずは参考に、前回作った弱点特効なし状態の比較表を置いときますね。
Lv | 攻撃 | 超会心なし 見切り | 超会心1 見切り | 超会心2 見切り | 超会心3 見切り |
1 | 0.87% | 1.25% | 1.50% | 1.75% | 2.00% |
2 | 1.74% | 2.50% | 3.00% | 3.50% | 4.00% |
3 | 2.61% | 3.75% | 4.50% | 5.25% | 6.00% |
4 | 6.67% | 5.00% | 6.00% | 7.00% | 8.00% |
5 | 7.83% | 6.25% | 7.50% | 8.75% | 10.00% |
6 | 9.86% | 7.50% | 9.00% | 10.50% | 12.00% |
7 | 12.17% | 10.00% | 12.00% | 14.00% | 16.00% |
まとめると、
- Lv1~3:全パターンで見切り有利
- Lv4~7:超会心1までは攻撃有利
- Lv4~7:超会心2以上では見切り有利
となっていました。
弱点特効50%時の 攻撃vs見切り比較
さて、ここからが本番の、「弱点特効Lv3で会心率+50%になった状態」をベースにした検証です。
会心率が+50%になった事により、ベースとなる期待値も、345⇒388.1と、12.5%も上昇しています。やっぱ弱特つえー
この状態から、攻撃と見切りを付けていったダメージ期待値比較表がこちらです!
Lv | 攻撃 | 超会心なし 見切り | 超会心1 見切り | 超会心2 見切り | 超会心3 見切り |
1 | 0.88% | 1.12% | 1.29% | 1.48% | 1.67% |
2 | 1.75% | 2.23% | 2.60% | 2.97% | 3.33% |
3 | 2.62% | 3.34% | 3.90% | 4.46% | 5.00% |
4 | 6.67% | 4.45% | 5.20% | 5.95% | 6.67% |
5 | 7.83% | 5.56% | 6.51% | 7.44% | 8.33% |
6 | 9.86% | 6.67% | 7.81% | 8.93% | 10.00% |
7 | 12.18% | 8.90% | 10.42% | 11.91% | 13.33% |
まとめると、
- Lv1~3:全パターンで見切り有利
- Lv4~7:超会心2までは攻撃有利
- Lv4~7:超会心3のLv4で攻撃=見切り
- Lv4~7:超会心3のLv5以上で見切り有利
となりました。
攻撃に関しては、弱点特効や超会心があってもなくてもほぼ同じ上昇率でした。
対して見切りは、弱点特効なしの状態に比べると、やはり全てのレベルで上昇率が下がっていますね。
これは、「元の会心率が高いほど、会心率上昇の恩恵が薄れる」という性質によるものです。ココテストデマスヨー
この定理(?)の影響により、LV4~7での攻撃有利の条件が、「超会心1まで⇒超会心2まで」と、丸々超会心一個分スライドしてしまいました!
超会心3のLv4時点で、「攻撃=見切り」となったのは偶然で面白いですね。
弱点特効40%時の 攻撃vs見切り比較
ここで、さらなる疑問が湧いてきます。
「てか、100%弱点殴るの無理じゃね?」
はい、その通りなんですよね。
武器種にもよりますが、相当なプロハン様でもない限り、100%弱点のみを攻撃するのは至難の業だと思います。
そこでついでに、「8割程度弱点にヒットした」条件での計算もやってみました。こっちの方が、より実戦的だと思います。
まぁ単に、弱点特効Lv3の会心率上昇を、「50%×0.8=40%」として計算し直しただけなんですけどねー
Lv | 攻撃 | 超会心なし 見切り | 超会心1 見切り | 超会心2 見切り | 超会心3 見切り |
1 | 0.87% | 1.14% | 1.34% | 1.54% | 1.72% |
2 | 1.74% | 2.27% | 2.68% | 3.07% | 3.45% |
3 | 2.61% | 3.41% | 4.02% | 4.6% | 5.17% |
4 | 6.67% | 4.55% | 5.36% | 6.14% | 6.90% |
5 | 7.83% | 5.68% | 6.70% | 7.68% | 8.62% |
6 | 9.86% | 6.82% | 8.04% | 9.21% | 10.34% |
7 | 12.17% | 9.09% | 10.71% | 12.28% | 13.79% |
まとめると、
- Lv1~3:全パターンで見切り有利
- Lv4~7:超会心1及び超会心2のLv6までは攻撃有利
- Lv4~7:超会心2のLv7以上で見切り有利
となりました。
元会心率が10%低下した事により、少し見切り有利の幅が増えましたね。
超会心2のLv7時点では、「攻撃12.17% vs 見切り12.28%」と、差が0.11%しかありませんので、この辺りは好みで選んでも良いと思います。
「弱点特効ありで 攻撃vs見切り期待値比較」まとめ

相当小難しい記事を、最後までお読み頂きありがとうございました。
今回は前回に引き続き、攻撃と見切りの期待値上昇率比較を、より実戦的に弱点特効Lv3を発動させて検証してみましたが、いかがだったでしょうか?
イメージ的には、「弱特入れたら会心率上がるんだから、見切り有利になるんじゃないの?」と思いがちですが、例の定理により実は逆になるんですよね~
Lv1~3では全パターンで見切り有利。
Lv4以上での弱点特効Lv3+超会心Lv2までしか積めない状況では、ほぼ攻撃の方が有利という結果になりました。
永遠のライバル攻撃と見切り。
今作MHRise:SBでの調整は、どちらにも長所が有り、かなりの良調整になっていると思いました!
所で、最近話題の「伏魔響命」やら「狂竜症【蝕】」ありの場合は期待値どうなるのかも気になりませんか?
そんなこんなで、伏魔響命+狂竜症【蝕】あり状態での攻撃vs見切り記事もできました!
似たテイストの、武器傀異錬成の期待値比較記事はこちらでありんす。