伏魔響命+狂竜症【蝕】では攻撃と見切りどっちが強い?期待値徹底比較|サンブレイク

ちょっと前の記事「弱点特効ありで攻撃vs見切り期待値比較」の続きです。

デメリットは強烈ながら、かなり強いと話題の伏魔響命(ふくまきょうめい)狂竜症【蝕】(きょうりゅうしょうしょく)

今回は、伏魔響命・狂竜症【蝕】・傀異錬成・弱点特効・渾身・超会心等でスキルモリモリにした状態での、攻撃と見切りの期待値比較をやっていきたいと思いますので、長文ですがぜひ最後までお読みくださいね!

ついでにフルチャージ時の検証も入れてまーす。

※まだの方は、前提記事2つ↓ を先に読まれると理解しやすいと思います。

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「伏魔響命(ふくまきょうめい)」の効果説明

まずは、今回のメイン「伏魔響命」の簡単な?説明から。

伏魔響命スキルを付けると赤い蝶みたいなキュリアが現れ、1秒に1ずつ体力を奪われ続けます

50秒経つとさらにキュリアが一匹増え、最大三匹まで増加。キュリアの数に応じて強化量も変化していきます。

キュリア二匹以上で疾替えをするとキュリアが一匹に戻り、減ったキュリア数×50の体力が回復します。ってややこし…

強化量を一覧表にまとめると、

伏魔響命(疾替えの書:朱)
伏魔響命
Lv
キュリア
属性値
上昇量
状態異常値
上昇率
11
2
3
5
8
12
5%
10%
15%
21
2
3
7
12
15
10%
15%
20%
31
2
3
10
15
20
15%
20%
25%
伏魔響命(疾替えの書:蒼)
伏魔響命
Lv
キュリア
攻撃力
上昇量
11
2
3
15
20
25
21
2
3
20
25
30
31
2
3
25
30
35

こんな感じになってます。

あと、蒼の書では気絶値も上昇しますね。

デメリットが大きいからか、属性値・状態異常値・攻撃力共にかなり破格の上昇量の伏魔響命!

今回の検証では物理攻撃力と会心率がテーマなので、「伏魔響命Lv3の疾替えの書:蒼」状態で計算してまーす。

「逆恨み(さかうらみ)」の効果説明

伏魔響命Lv3を付けると自動的に逆恨みLv2も付いてくるので、ついでに逆恨みの説明も。

逆恨みは、体力バーに赤ゲージがあると発動し、

逆恨みの効果
逆恨み
Lv
攻撃力
上昇量
15
210
315
420
525

という感じで攻撃力が上がるスキルです。

伏魔響命中は常に赤ゲージが出てますので、逆恨みと相性バツグンですね!

フルチャージの効果説明

ちょっと要望があったのと、ちょうど伏魔響命や狂竜症【蝕】の対極にあるスキルという事で、フルチャージ時の計算も入れてます。

フルチャージは、名前の通り体力満タン時に発動するスキルで、

フルチャージの効果
フルチャージ
Lv
攻撃力
上昇量
15
210
320

こんな感じで攻撃力が上昇します。

Lv2⇒Lv3時の上昇幅が大きいので、Lv3で計算してますです。

「狂竜症【蝕】(きょうりゅうしょうしょく)」の効果説明

最後に、狂竜症【蝕】の効果説明も。

大型モンスターに発見されると狂竜症に感染し、伏魔響命と同じく1秒に1ずつ体力が減少していきます。

この時「攻撃力&属性値&回避性能上昇・固定スタミナ消費軽減」の効果が発動するが、狂竜症を克服すると体力の赤ゲージが全回復し、効果が「会心率上昇」に入れ替わります。ってまたややこし…

各上昇量は、

狂竜症【蝕】の効果
狂竜症【蝕】
Lv
攻撃力
上昇量
属性値
上昇量
会心率
上昇量
克服状態
持続時間
110520%60秒
215725%60秒
3201025%90秒

となっていて、コスパの良いLv1だけ付けられる事が多いですね。

結構すぐに克服できてしまうので、基本的には20%の会心率上昇を狙っていくスキルだと思います。

Lv1だけで、見切りLv4分の会心率20%が得られるので、実は相当破格な狂竜症【蝕】。

コレ使うと、会心率100%まで盛るのがかなり簡単になりますよ!

あとは、伏魔響命で食らった赤ゲージも克服時についでに回復するので、定期的な赤ゲージ回復用としても便利です。

災禍転福とも相性良いですが、効果時間が短い(30秒)ので今回の計算からは省いてます。

スキルモリモリ状態では攻撃と見切りどっちが強い!?

スキルモリモリ条件

ここからが今回の本題なんですけど、ややこしいスキルが多くて既に書き疲れてきたのは秘密です(笑)

気を取り直して… 計算にはこれまでと同じく、レア10最終強化武器として平均的な攻撃力を持つ太刀「カムラノ傑刀(攻撃力320・会心率0%)」を採用し、「爪護符で攻撃力+15 & ヒトダマドリ等で攻撃力+10」のよくありそうな状況を想定。

今回はそれに加えて、「武器傀異錬成の攻撃力強化Lv2で攻撃力を+10」し、さらに「狂竜症【蝕】や弱点特効、渾身、装飾品の鋼魂竜珠等でとにかく会心率60%まで盛った状態」をベースに計算しています。見切りLv7でちょうど会心率100%ですね。

ベース状態での攻撃vs見切り期待値比較

まずは、このベース状態での攻撃と見切りの期待値と期待値上昇率を、超会心のLvを上げながら比較していくと、

ベース(攻撃力+35 会心率+60%)攻撃力vs見切り

こんな感じになりました。

赤文字部分は攻撃の方が強く、青文字部分は見切りのほうが強い事を表しています。

ややこしいのでまとめると、

ベース(攻撃力+35 会心率+60%) まとめ
  • Lv1~3:全パターンで見切り有利
  • Lv4~7:超会心Lv2までは攻撃有利
  • Lv4~7:超会心Lv3では見切り有利だが、攻撃見切りLv4時のみ攻撃有利

となっています。

一応超会心Lv3の攻撃見切りLv4では攻撃が有利になりますが、非常に僅差なので、「超会心Lv3では全Lvで見切り有利」と覚えても問題ないと思います。

この時点での期待値最高値は、497.0ですね。

フルチャージLv3での攻撃vs見切り

続いて、先程の条件にフルチャージLv3(攻撃力+20)をプラスして、攻撃力合計+55にした場合の計算です。

ベースとなる攻撃力が上がっていくと、攻撃側が徐々に不利になっていく定理?があるので、

フルチャージLv3(攻撃力+55 会心率+60%)攻撃vs見切り
フルチャージLv3(攻撃力+55 会心率+60%)まとめ
  • Lv1~3:全パターンで見切り有利
  • Lv4~7:超会心Lv2の攻撃見切りLv6までは攻撃有利
  • Lv4~7:それ以降見切り有利

結果はこんな感じになりました。

先程はギリギリ攻撃有利だった地点で、見切り有利側に逆転現象が起きているのが分かると思います。

まぁ、逆転してもまだ大した差ではないので、この辺りは好みや付けやすさで選んでも良いかもしれません。

フルチャージLv3によって、最大期待値は497.0⇒525.0に上昇しました!

伏魔響命Lv3+逆恨みLv2での攻撃vs見切り

さて最後は、「伏魔響命Lv3のキュリア3匹(疾替えの書:蒼)で攻撃力+35」とし、おまけで付いてくる「逆恨みLv2で攻撃力+10」も加えて、合計攻撃力+80での計算です!

伏魔響命+逆恨み(攻撃力+80 会心率+60%)攻撃vs見切り
伏魔響命+逆恨み(攻撃力+80 会心率+60%)まとめ
  • Lv1~3:全パターンで見切り有利
  • Lv4~7:超会心Lv1までは攻撃有利
  • Lv4~7:超会心Lv2以降見切り有利

ここまで来るとさすがに結果は大きく変わり、超会心Lv2時点でも全レベルで見切り有利という結果に。

ベース時点では超会心Lv2まで攻撃有利でしたので、伏魔響命によって、ちょうど超会心1レベル分見切り有利側にスライドした感じです!

とりあえず攻撃はLv4積めばOK的な風潮もありますがこの場合、超会心Lv2以上であれば見切りの方が強いんですよね。

ここまで盛ると、期待値最高値は497.0⇒560.0まで上がりました。

さすがデメリットが大きいだけあって、伏魔響命強いです。

「伏魔響命+狂竜症【蝕】では攻撃と見切りどっちが強い?」まとめ

ミレーネじゃねーし(正解:ミネーレ)

またまた小難しい記事を、最後までお読み頂きありがとうございました。

今回は前回に引き続き、攻撃と見切りの期待値上昇率比較を、伏魔響命や狂竜症【蝕】等を絡めて検証してみましたが、いかがだったでしょうか?

サンブレイク発売から時間が経って慣れてきたからか、伏魔響命や狂竜症【蝕】のデメリットありスキルを使っている人が若干増えてきている様に感じます。

血気ビルドおだんご超回復力の利用、こんがり魚パクパク等で、上手く使えばやはり強い伏魔響命。

逆恨みの存在も相まってかなり攻撃力が上がりますので、攻撃や見切りを積む場合は、ぜひ今回の記事を参考にして装備構成を考えてみてくださいね!

あと、伏魔響命は属性の方も相当にぶっ壊れ性能ですので、「疾替えの書:朱」の属性ビルドでウヒヒヒするのも非常にオススメでーす(笑)

似たテイストの、武器傀異錬成の期待値比較記事もできました!